東京大学医学部 健康総合科学科 看護科学専修

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研究紹介

成人保健・看護学教室

高齢化の進んだ現代の日本社会では、多くの人々が、さまざまな病や障がいを持ちつつ暮らしています。医療を必要としながらも自宅で生活し続ける人が増えており、病院を中心とした医療には限界が来ています。

そのような時代の新しい看護学は、人が病むこと・老いることに関する理解を深め、人生の最期の瞬間まで、well-beingを保ちつつ生活することを支える看護学です。私たちは、ミクロとマクロのアプローチを用い、そのような看護学の構築を目指しています。

高齢者在宅長期ケア教室紹介_図001

個別事例に基づくケアの探求

  • 看護というケア実践の知を開拓し、広く社会で共有できる知とするために、事例研究の新たな方法を構築しています。
  • 高齢者や在宅療養者、病や障がいを抱えた人々をより深く理解し、支援に役立てる取り組みをしています。
  • 患者と医療者間のコミュニケーションの在り方を検討しています。

ケア従事者への支援

  • 看護職の離職予防・就業継続のための方策を検討しています。特に、職場における看護師同士のコミュニケーションによる訪問看護師の就業継続への影響を分析しています。
  • 長期ケア施設で働く看護・介護スタッフが、やりがいを持って生き生きと働くことができるよう支援しています。

Big Dataで現場を支援

  • 長期ケア施設におけるケアの質を改善するため、ケアの質を客観的に評価する指標を開発しています。
  • 介護保険サービスの質の向上を目指し、自治体の介護保険データを用いて高齢者の介護サービスの利用パターンについて分析しています。

地域包括ケア時代の看護を創る

  • 高齢者が病気や要介護状態になる前から関わり、それらの状態を予防・早期発見できるようなデータベースに基づく見守り支援システムの開発・運用に取り組んでいます。
  • コンビニエンスストアと協働した高齢者支援の地域モデルづくりに取り組んでいます。