東京大学医学部 健康総合科学科 看護科学専修

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2021年度 看護学概論Ⅰ―生きることを支える科学―

健康総合科学科看護科学専修では、教養学部(駒場1・2年生対象)の講義、総合科目D「看護学概論Ⅰ-生きることを支える科学-」を開講しています。

高度に医療技術が発展してきた現代社会では、逆説的ではあるが、疾患を抱えたまま生活する者は多くなり、また、健康への様々なニーズが顕在化してきている。このような社会では、従来の医学モデルでは解決できない様々な課題が生じ始めてきている。特に少子高齢化が高度に進んだ日本においては、この社会を看護学モデルで扱い新たな対処方法を構築することに対する社会的期待が高まっている。つまり、生きることを支える学問である看護学は、人々の健康問題を、身体的、精神的、社会的、霊的に捉えることで、より人々に適合したケアを提供することが出来る。本講義では、看護学の概要と特徴を提示し、今日的な健康問題を解決するための最新の研究成果を紹介することで、今後の看護学発展による国民の健康向上への道筋を議論する。

講義日

Sセメスター,木曜日,5限(17:05-18:35)

講義室 Zoom
対象者 全科類
授業の方法 ビデオ、パワーポイントを使用した医学部健康総合科 看護系教員などによるオムニバス形式の講義である。講義中にディスカッション等を取り入れる場合がある。オンライン(Zoom)で実施する。

 

 

 

オンライン授業URLは毎回変わる。ITC-LMSで確認すること。

配布資料は可能な限り前日までにITC-LMSの「教材」にアップするので、ダウンロード・印刷する等して、見ることができるようにしておくこと。

出欠とレポート提出はITC-LMSで行う。

授業計画
4月8日

宮本 有紀 准教授

(精神衛生・看護学)

日々の幸せを支える
4月15日

春名 めぐみ 教授

(母性看護学・助産学)

いのちの誕生を支える
4月22日

笹川 恵美 助教
(母性看護学・助産学)

世界の健康を支えたい
5月6日 山本 則子 教授
(成人保健・看護学)

人生の終末を支える

5月13日 大屋 麻衣子 先生
(外部講師(厚生労働省))

看護師として厚生労働省へ!

~看護技官の仕事とは~

5 月20日

岩崎 りほ 助教

(地域看護学)

まちづくりで暮らしを支える
5月27日 武村 雪絵 准教授
(基礎看護学)
人と組織の力を引き出す
6月10日 川添 高志 先生
(外部講師(ケアプロ株式会社)
医療を変革する社会事業家としての経験
6月17日 村山 陵子 特任准教授
(社会連携講座アドバンストナーシングテクノロジー)
研究で患者の健康を支える
6月24日 秋山 智弥 先生
(外部講師(岩手医科大学)
看護の専門性を求めて
7月1日

篠原 真純 先生

(外部講師(博士課程1年))

End-of-Lifeの意思決定を支える ~自分らしく生きる選択のために~
7月8日 佐藤 伊織 講師
(家族看護学
子どもの育ちを支える
7月15日 仲上 豪二朗 准教授
(老年看護学

医療が生み出す病気に立ち向かう

看護学の挑戦

責任教員 佐藤 伊織(本郷キャンパス)

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