東京大学医学部 健康総合科学科 看護科学専修

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2020年度 看護学概論Ⅰ―生きることを支える科学―

健康総合科学科看護科学専修では、教養学部(駒場1・2年生対象)の講義、総合科目D「看護学概論Ⅰ-生きることを支える科学-」を開講しています。

高度に医療技術が発展してきた現代社会では、逆説的ではあるが、疾患を抱えたまま生活する者は多くなり、また、健康への様々なニーズが顕在化してきている。このような社会では、従来の医学モデルでは解決できない様々な課題が生じ始めてきている。特に少子高齢化が高度に進んだ日本においては、この社会を看護学モデルで扱い新たな対処方法を構築することに対する社会的期待が高まっている。つまり、生きることを支える学問である看護学は、人々の健康問題を、身体的、精神的、社会的、霊的に捉えることで、より人々に適合したケアを提供することが出来る。本講義では、看護学の概要と特徴を提示し、今日的な健康問題を解決するための最新の研究成果を紹介することで、今後の看護学発展による国民の健康向上への道筋を議論する。

講義日 Sセメスター,木曜日,5限
講義室 駒場キャンパス 5号館 532号室(第3回以降はZoom)
対象者 全科類
授業の方法 ビデオ、パワーポイントを使用した医学部健康総合科 看護系教員などによるオムニバス形式の講義である。講義中にディスカッション等を取り入れる場合がある。オンライン(Zoom)で実施する。
授業計画
4月9日 休講
4月16日 休講
4月23日 岩崎 りほ 助教
(地域看護学)
まちづくりで暮らしを支える
4月30日 仲上 豪二朗 准教授
(老年看護学)
医療が生み出す病気に立ち向かう

看護学の挑戦

5月7日 大屋 麻衣子 先生
(外部講師(厚生労働省))
看護師として厚生労働省へ!

~看護技官の仕事とは~

5 月14日 村山 陵子 特任准教授
(社会連携講座アドバンストナーシングテクノロジー)
研究で患者の健康を支える
5月21日 宮本 有紀 准教授
(精神衛生・看護学)
日々の幸せを支える
6月4日 春名 めぐみ 教授
(母性看護学・助産学)
いのちの誕生を支える
6月11日 上別府 圭子 教授
(家族看護学)
子どもの育ちを支える
6月18日 笹川 恵美 助教
(母性看護学・助産学)
世界の健康を支えたい
6月25日 秋山 智弥 先生
(外部講師(岩手医科大学))
看護の専門性を求めて
7月2日 武村 雪絵 准教授
(基礎看護学)
人と組織の力を引き出す
7月9日 山本 則子 教授
(成人保健・看護学)
人生の終末を支える
責任教員 上別府圭子(本郷キャンパス)